男女の違い 〜すれ違いパターン〜

カウンセリングでお話をうかがっていると
(ご夫婦の場合などはとくに)
個人の気質の違い、というよりも
むしろ男女での発想や捉え方の違いによって
無用なすれ違いや疑心暗鬼を生んでいる、と感じる場面が
とても多くあります。

そうしたことの幾つかを、ここに取り上げてみたいと思います。

ただし、男女の違い、とは云うものの
やはり男性にもいろいろな方がいらっしゃいますし、
女性も同様です。
ですので、一般的な傾向として気軽にお読みください。


  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

■ 後ろめたい事をしているから、優しくする。

 女性は、自分が、なにかちょっと後ろめたい事、ちょっと相手に申し訳ないかも、と感じるような事をしたときに、相手(夫や彼氏など)に対して優しい事をしてみたり、気づかいをしてみせたり、ということをおこなう生き物です。
 そうやって、相手への負い目を、自分の中で帳消しにしようとします。
 ですので、男性側がそうした普段しないような優しさだとか、普段はあまり見せない気づかいをすると、「何か隠し事をしてるんじゃないか」「後ろめたいことをしているから、こんなことをしてるんじゃないか」と疑います。女性は自分自身がそうした面があるから、男性の行動や振る舞いを同じような目線で見るのです。
 そのため、「あんた急にどうしたの?」「なんかしてんじゃないの」となるわけです。

 しかし男性は、そうしたメンタリティとは無縁な生き物です。なにか後ろめたいこと、隠し事をしてるから、それを帳消しにしようとして優しいことをする、気づかいをしてみせる、という発想はありません。ただ「そういう気分になったから」あるいは「なにかいい気持ちになっているから」そうしている、と云っていいでしょう。
 そういう意味では、女性とは違う意味で、気分本意の行為、と云えるかもしれません。
 そのため、男性からすると、せっかく喜んでもらえると思っているのに、期待したようには喜んでもらえず、かえって、ヘンな疑いの目で見られたりして、驚いたり、困ったり、ということが起きてきます。

 女性は自分が損するようなこと(損するように感じること)を極端にきらいます。それを逆にいうと、自分が相手に、なにか負債を負った気分でいることを、とても居心地の悪いものに感じるということです。相手に負い目を感じていることに耐えられない思いをする、ということです。
「なにもわざわざそんなことまで告白することはないのに」「黙っていればいいのに」というようなことを、女性が好きな相手に告げたりするのは、正直者だからではありません。上に書いたようなメンタリティを持っているために、相手に負い目を感じていることが耐えられないのです、黙っていられないのです。ただし相手に対して「どのようなことに負い目を感じるか」というところには、独特の感性があります。あくまで「自分の都合」が働きます。

 一方、男とは「自分で決断のできない」生き物です。
 ことに恋愛や女性関係の
ことになると、自分で決断することが苦手です。たとえ仕事ではリーダーシップを発揮して女性から頼もしく見えたとしてもプライベートは別です。(もちろん男性にもいろいろな人がいます。すべての男性がそうだと申し上げるつもりはありません)しかし多くの場合、そう考えておくと間違いがないと思われます。
 女性は、男性に決断を委ねたいと考えます。ハッキリ決めて欲しい、と願います。しかし男とは「自分で決断のできない」生き物なのです。いつまでも決められずに、ズルズルと続いてゆきます。むしろ決断することから逃げる、といえるでしょう。
 したがって、結局は女性が決断をするか、かりに男性が決断したように見えたとしても、そうではなく、裏で女性が決断をさせているのです。

 

 

▲ 上にもどる

     

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

カウンセリング 森のこかげ
ストレス症状
面談カウンセリングをお考えのかたへ