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スポーツカウンセリング
運動選手たちのメンタルトレーニングとして、 イメージトレーニングやコーチングなどは よく知られています。
しかし、選手が、競技でその持てる能力を 最高に発揮するための心理的条件というものは、 余りよく知られていません。
アスリートが、自分の記録を伸ばすような パフォーマンスを発揮するには、 心理的な面から見るとき、次のいずれかが必要になります。
コーチから「無条件の愛」を感じ、 同時に、自分もコーチに対して「全幅の信頼」を寄せ、 コーチの「無条件の愛と信頼」に応えたいと、 強く願っているとき。
あるいは、他人や相手がどうであろうと、 自分自身を信じる、という気持ちになっているとき。
選手が、自分の記録を塗り替えたり、 持てる力や能力を発揮するのは ( 心理的な面からは ) このいずれかにあるとき、と云ってよいでしょう。
人に賞賛されたい、相手に勝ちたい ・ ・ ・ ・ そうした「 他に認められたい 」という感情が、 「 動機の前面(全面)」に出てくるようなときには、 筋肉や身体に過度な緊張を生じて、 結局は、望むようなパフォーマンスを発揮することは 難しくなります。
こうしたことを考えるとき、 カウンセリングというものが 場合によっては、不可欠になることが理解されます。
なぜなら、上に書いたようなコーチ - 選手関係は 誰もが望んで手に入れられるものではありません。 むしろ現実は、コーチや指導者との関係に悩んだり 傷つけられていることは多いものです。
たんなるメンタルトレーニングというだけではなく、 カウンセリング的な支援が必要とされます。
さらには、ある国立大学でのケースですが、 入学してきた体育系・スポーツ系の学生の心理テストをおこなうと その6割に、すでに抑うつ的傾向が見られると云います。
競技生活を通じて傷つき体験を繰り返すことで、 すでに抑うつ的になっている。 元気でハツラツしているのは2割ぐらい。 不思議なことに、この割合は毎年変わらないと云います。
実際に、引退したりスポーツから離れた後、 抑うつ状態に陥ったり、引きこもりや摂食障害、 リストカットや嗜癖行動などに陥っていく方たちが かなりいらっしゃるように聞いています。
選手たちの心や人生全般を視野に入れたサポートが もっとも大切なのではないでしょうか。
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