3 話すことを整理しておく必要はありますか。
特に、初めていらっしゃる時というのは、 「 どう話をしたら上手く伝えられるだろう 」 「 どこから、どう話せばいいか 」 など、 いろいろ頭を悩ませてしまうかも知れません。
そのためかどうか、 ご自分自身が整理する意味もあって、 時折、メモを書いてお持ちの方もいらっしゃいます。
ご自分自身がそれで落ち着くのであれば、 それでももちろん構わないと思います。
楽器の演奏と同じかもしれません。 何をどう演奏しようと、 間違いなくあなたご自身だからです。
「 こんなまとまらない話ですけど 」 「 話すのが苦手で、うまく話せるかどうか 」 そう心配される方もいらっしゃいます。
でもむしろ、あっちにいったり、こっちにいったりしながら お話している時というのは、 カウンセリングでは、とてもよい状態です、と申し上げると みなさん意外に思われるかもしれませんね。
聞いている人が分かりやすく、 良くまとまった話をされている時というのは、 人は、あらかじめ頭の中でこしらえたものを、 言葉にして語っているものです。
もちろん、それがいけないわけではありません。
ただ同時に、カウンセリングでは、 話をしているうちに、 自然に心に浮かんでくるものがあったり。 カウンセラーが話すのを聞いていて、何か関連したことが 「そういえば ・ ・ ・」と、連想されたり。 それまで忘れていた事が不意に思い出されたり。
そうしたことが、起きてくるものです。 「 簡易自由連想 」と呼ばれる状態です。
カウンセリングの対話とは、本来そうしたものだからです。
ですらからカウンセリングとは、 (それが本来のカウンセリングであれば) お話ししてゆくこと・対話すること自体に、 意味があるもの、なのです。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
■ 料金がいくらかかるか心配です。
■ 初回は、どんな気持ちで行けばいいでしょう。
■ カウンセリングは続けなければいけませんか。
■ 続ける時は、どのくらいの間隔がいいでしょう。
■ 何回くらい通えばいいのですか。
■ こんな話でも大丈夫ですか。
■ 早く問題や悩みを解決したい、どうにかしたい。
■ カウンセリングを終える時には、どうすればいいですか。
>> カウンセリングの前に |